道や胆振東部3町、苫小牧広域森林組合などで構成する「胆振東部森林再生・林業復興連絡会議」が8月30日、厚真町総合福祉センターで開かれた。会場とオンラインで47人が出席。道が2022年3月に策定した胆振東部地震森林再生実施計画の進捗(しんちょく)状況の報告などが行われた。
同会議は、胆振東部地震による森林被害を復旧するため、関係者が情報を共有し、課題や対応などを検討する場。18年10月から定期的に開催している。
道によると、23年度の同計画進捗率は、被害木整理が76%、植林が128%、緑化等が93%。22年度からの総進捗率は被害木整理が83%、植林が111%、緑化等が102%で、植林・緑化で合計109%となった。
座長を務めた道水産林務部林務局の笹岡英二森林整備課長は「実施計画は順調に進んでいる。引き続き、森林の復興を進めたい」と話した。