白老町と町教育委員会は1日、町民が町発祥のスポーツ「ゲーリング」など計8種目を体験できる軽スポーツ祭り「チャレスポ!SHIRAOI(しらおい)」を町中央公民館と町総合体育館で開いた。町制施行70周年記念事業の一環で、初開催。約200人が楽しく体を動かした。
幅広い世代の町民が気軽にできる軽スポーツを通じて交流する場。
公民館にはゲーリングや「パン食い競争」、体育館にはスポンジ製の棒を使う「目隠しチャンバラ」やタオルなどの洗濯物で遊ぶ「洗濯テニス」を用意した。体育館近くの芝生では北欧フィンランド発祥のチームスポーツ「モルック」と「ペタンク」を行った。
町内のスポーツ推進委員や地域おこし協力隊員の小箱駿太さん(28)が指導し、町民有志がボランティアで見守った。
パン食い競争に参加した萩野小学校6年の佐々木鴻さん(12)は「とても面白かった。ほかの競技も友達と一緒に挑戦したい」と笑顔を見せた。
町教委の担当者は「体を動かす楽しさを感じ、『元気まち・しらおい』を実感できるよう、次年度以降も開催したい」と語った。