日本貨物鉄道北海道支社(札幌市)は24日、安平町の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで「JR貨物グループ貨物鉄道フェスティバル」を開いた。屋内外で線路の幅の測定体験やコンテナの実物展示、キーホルダー販売などを行い、家族連れを中心に大勢の人でにぎわった。
鉄道物流の公益性について理解を広げるのが目的。同駅では3回目。
今回は岡山市で販売されている貨物列車のゴム印「貨物鉄道のかっちゃんスタンプ」をガチャガチャ(1回500円)で販売し、幅広い年代に人気となった。ジオラマの展示では、貨物列車を中心に鉄道模型を走らせ、子どもたちを喜ばせた。
家族と会場を訪れた安平追分小学校4年、市村彰太君(10)は「キーホルダー作りが楽しかった」と笑顔を見せた。
同支社札幌貨物ターミナル駅の中村隆駅長は「鉄道貨物の歴史がある安平町でフェスティバルを開催でき、感慨深い」と話した。