3位決定戦、激闘制す 下川原アルミ工業 第62回大鷲旗争奪

  • スポーツ, 野球
  • 2024年8月23日
3位決定戦〔下川原アルミ工業―新興電気〕力投する下川原アルミ工業の坂本=23日、とましんスタジアム
3位決定戦〔下川原アルミ工業―新興電気〕力投する下川原アルミ工業の坂本=23日、とましんスタジアム
坂本琢磨 投手
坂本琢磨 投手

  第62回大鷲旗争奪苫小牧朝野球大会は23日、とましんスタジアムで3位決定戦が行われ、下川原アルミ工業が5―3で新興電気をかわした。

   決勝のEquess89―Felizは9月3日、同球場で行われる予定。

   ▽3位決定戦(23日、とましんスタジアム)

  下川原アルミ工業

  0140-5

  0021-3

  新興電気

  (四回時間切れ)

  (下)坂本―原田

  (新)岡坂―大滝

 🉁坂本(下)

 🉂工藤、石川(下)佐藤(新)

  ▽球審 成田昭

  ▽塁審 松原、伊藤、玉田

   下川原アルミ工業が終始先行した。二回先頭の坂本が三塁打し、石川が先制適時打。三回は1死満塁で石川が走者一掃の二塁打を放った。

   新興電気は三回に1死二、三塁で大西の内野強襲の当たりで2点。四回も得点圏に詰めて大滝の内野ゴロで1点返上も追い付けなかった。

 ―今日のヒーロー

  下川原アルミ工業・ 坂本琢磨 投手(26)「取り返したかった」

   先発し、4回投げて新興電気の反撃を3点に抑え、重要な一戦の勝利投手に。「守備に助けられました。打たせてアウトを取ることだけを考えた」と無心の投球を振り返った。

   打撃でも二回に右翼線に三塁打を放ち、続く石川の先制打をお膳立てするなど活躍した。準決勝でも先発したが、やや不本意な投球で敗れ、「取り返したかった」。3位戦のプレーに悔しさをぶつけた。

   北見出身。北見工業高では夏の北北海道大会ベスト4を経験した元球児。勝ち残っている他の朝野球大会もあり、「まだ頑張りたい」と気合を入れ直していた。

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