お盆

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年8月13日
お盆

 久しぶりにお墓を訪れて、そこに眠る亡き人に声を掛ける。日ごろ手を合わせている仏壇の前とは違う雰囲気がある。この数カ月を振り返り、少し愚痴を交えながら日常と元気を報告する。

 一緒に生活をし、人生を共に歩んできた人。落ち込んだときに励ましてくれたことが心に残っている友人。親戚、知人、恩師などそれぞれの関わり度合いは違っても、急にその人が居なくなることへの悲しみに大きな違いはない。

 時がたつと思いを寄せる回数は減っても、悲しみの深さは決して時間が解決はしてくれない。その人との楽しかった思い出が、居なくなることで一瞬にしてつらい思い出に置き換わる。着ていた洋服や使っていた物も長年、処分できずにいる。そんな思いにかられる人も多いのだろう。自然なことなのだと認識する。

 それでも、時間の経過は少しの心の余裕を与えてくれ、気持ちを前向きにさせてくれるのも確かだ。13日は入り盆。今年もわが家で盆ぢょうちんに明かりがともった。盆のしきたりは地域によって異なり、盆ぢょうちんも、仏壇の回りばかりではなく、玄関に飾る場合もあるという。お盆を過ぎると北海道は秋の準備が始まる。今年はどんな話しをしようか。明かりに問い掛けている。(昭)

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