胆振東部消防組合は1日、パワーハラスメントをしたとして主幹職の40代男性職員を減給10%、3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は7月31日付。
同組合によると、男性職員は5月3日から5日にかけて、執務中の部下の男性1人に対し、一方的に不適切な発言を強い口調で何度も繰り返すなどパワハラを行い、精神的苦痛を与えたという。
同月上旬、同組合総務課のハラスメント相談窓口に第三者から相談が寄せられ、発覚した。同組合は職員への服務指導と教育徹底を図る方針で、稲葉博徳消防長は「今回の処分を厳正に受け止め、職員一丸となり失った住民からの信頼回復に努めていく」とコメントを出した。