全国的に今年の最高気温を更新する暑い日が続いている。29日は栃木県佐野市で41・0を観測し、全国6地点で40度を超えた。2018年7月23日に埼玉県熊谷市、20年8月17日に静岡県浜松市で記録した41・1度の歴代最高に迫る勢いだ。苫小牧市は30日こそ30度を超えたが、夏日も年に数えるほどしかない過ごしやすさで、うれしい限り。
外の気温も暑いが、ただいまパリ五輪の真っ最中。こちらの熱さは体温が上がるというよりも、テンションが「アゲアゲ」といったところか。
本紙1面も「日本勢メダルラッシュ」(29日)、「体操男子団体 スケボー堀米が金」(30日)と連日、華々しい見出しが躍る。
柔道男子66キロ級で見事連覇を果たした阿部一二三選手は一問一答で「最高。気持ち良かった」と語ったが、本州に住む多くの方はエアコンで涼を取り、同じ言葉を放ったに違いない。まだまだ続く暑(熱)い季節。ビール片手にアスリートに声援を送ろう。(藤)