日本サーフィン連盟(NSA)の公認大会「厚真町長杯」とサーフィンを軸とした同町のイベント「meet up ATSUMA(ミートアップあつま)」が27、28両日、厚真町の浜厚真海浜公園で行われた。道内外のサーファー約250人が参加し、厚真の海で技を競い合ったほか、イベントで歌手のライブや同町の名産品の購入を楽しんだ。
同大会は2019年に胆振東部地震のチャリティーイベントとして始まり、22年にNSAの公認大会に認定された。同年からミートアップあつまも開催され、来場者に町の魅力や文化を発信している。
28日は雨や強風に見舞われたが、選手たちは15分間の競技時間で良い波が訪れるのを待ち、波に乗ると華麗な技を披露した。愛知県豊橋市から初参加した中学2年の荒河伊織さん(13)は「難しいコンディションでしたが、大きなターンを決めることができた」と話した。