白老町萩野の地域住民でつくる高齢者クラブ「和(なごみ)の会」はこのほど、国道36号沿いの会員宅敷地内でバーベキューを楽しんだ。会員有志が手分けして作ったおにぎりや焼き鳥、そうめん、ジンギスカンなどを振る舞い、にぎやかに交流した。
同会は昨年4月に設立され、町高齢者クラブ連合会事務局によると、15の加入団体のうち最も新しいクラブ。元民生委員の川上和子さん(81)が発起人で会長を務め、「和やかに明るく楽しく―」と名付けられた。63~86歳の会員23人と賛助会員が2人いる。
月1回は催しを企画し、これまでに仙台藩白老元陣屋資料館での花見、防災講座、洞爺湖町への日帰り旅行などを実施。近所同士、声を掛け合い、孤立防止にもつなげている。最年長の氏家トミ子さん(86)と鎌田良子さん(86)は「みんなで和気あいあいと過ごせるのが楽しみで」と目を細めた。