白老町議会は26日、定例会7月会議を開いた。大塩英男町長は行政報告で、不動産やホテル運営を手掛けるリブマックス(東京)が8月にも、東町の旧しらおい厚生年金保養ホームで「リブマックスリゾートウポポイ白老温泉」を開業すると報告した。
旧保養ホームは鉄筋コンクリート造り5階建て、延べ1万平方メートル、60室ある建物。1996年に開業し、2009年に営業終了後は民間企業による運営を経て、長らく閉鎖されていた。
新施設は当面、宿泊と日帰り入浴で営業、準備が整い次第、一般も利用できる地元食材を活用したレストランも営業する。町内から20人を雇用する方針で、町は災害時の避難所などとする協定を同社と結ぶ考え。
2024年度一般会計補正予算案は、2910万1000円を追加し、総額120億8052万5000円とした。主な補正は、町立図書館の床の傾斜を改善する改修工事費481万5000円など。ほか議案2件を原案通り可決した。