任期満了に伴う6月の厚真町長選で無投票当選を果たした宮坂尚市朗町長は、22日の町議会臨時会で5期目の所信表明を行った。宮坂町長は「必ずや胆振東部地震からの復興を果たし、人口減少、少子高齢化の影響を最小限にすべく積極的な行財政運営に努めたい」と決意を述べた。
宮坂町長は、次世代半導体製造工場の建設やGX(グリーントランスフォーメーション)など道内には伸びしろがあるとし、「町民や関係機関、全国の応援団と共同で厚真町の豊かな潜在力を耕したい」と力を込めた。
臨時会はこのほか、2024年度一般会計補正予算案など議案3件を可決。物価高騰経済対策事業として3150万円を計上し、プレミアム(割り増し)付き商品券を発行して地域経済や消費の下支えを図る。一般会計は4357万円を追加し、総額115億7749万円とした。