登別伊達時代村はこのほど、推定樹齢300年のイチイ3本などを植栽した約100平方メートルの庭園を村内の忍者砦(とりで)に隣接する空き地に完成させた。広報担当者は「これから暑い日が続く。木陰で一休みしながら村内巡りを楽しんで」と話す。
植栽したのは市民から寄贈されたシャクナゲやツツジで、イチイは市民が自宅の庭で管理していたが、高齢となったため、同村に移植と管理を依頼した。
同村も空き地の利活用を模索していたため、来村者の憩いの場になればと5月ごろに村内に運び入れ、2カ月かけて庭園を整備したという。