日本源泉かけ流し温泉協会は8日、白老町虎杖浜のホテルで通常総会を開いた。同町を会場に7~9日に開催した全国温泉サミットin虎杖浜温泉の一環。約40人が出席し、今年度の事業を決めた。
加盟9地域の温泉地を網羅したA1判カラーの日本地図ポスターを作成し、源泉掛け流しの魅力発信と周遊につなげる。加盟施設で宿泊料などの割引サービスを付けた会員カードを発行する案も承認された。
総会の後、元札幌国際大学教授で温泉学者の松田忠徳さん(75)が講演し、「アジアをはじめ、世界に源泉掛け流しの魅力をPRすべき」などと語った。サミット最終日の9日は、参加者らで民族共生象徴空間(ウポポイ)を視察した。