白老ライオンズクラブ(LC)の新役員、吉谷一孝会長(56)と酒井大介幹事(48)が8日、白老町の大塩英男町長を表敬訪問した。10月5日に町中央公民館で同LC創立60周年記念式典と祝賀会を控える吉谷会長は「先輩方が積み重ねてきた時の重みを感じつつ、叱咤(しった)激励を受けながら成功に導きたい」と抱負を語った。2人の任期は来年6月末までの1年。
記念行事では白老観光大使の歌手kiki(キキ)さんのライブや北海道栄高校吹奏楽部の演奏を予定し、同LCの歩みを記した記念誌も制作する。今年度はほかに▽同公民館へ電光案内板▽町内4小学校と2中学校へ大型冷風扇計12基▽町立図書館の児童書コーナーへ電車型ベンチ3基と花型スツール3基―の寄贈を実施する。
吉谷会長は「人口減少に伴う企業減でLCの維持も課題。約30の会員と助け合い、細く長く続けていける地域奉仕活動を展開したい」と意欲を語った。