HPVワクチン特例、来年3月まで 定期接種逃した女性向け―厚労省「早期に検討を」

  • ニュース, 国内・海外
  • 2024年5月9日
HPVワクチン特例、来年3月まで
定期接種逃した女性向け―厚労省「早期に検討を」

 子宮頸(けい)がんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンについて、定期接種を逃した女性を対象とした特例措置「キャッチアップ接種」が来年3月末に終了する。接種は計3回で約6カ月間かかるため、全額公費で受けるには今年9月ごろまでに1回目を打つ必要がある。厚生労働省は「希望する人は早めの接種を検討してほしい」と呼び掛けている。

 子宮頸がんは、子宮の出口付近にできるがんで、HPVは主に異性間の性交渉で感染する。HPVに感染しても約90%の確率で自然消失するが、長期間感染が続いた場合はがんになることがある。厚労省によると、国内では年間約1万1000人の女性が子宮頸がんに罹患(りかん)し、約2900人が亡くなっているという。

 HPVワクチンは、小学6年~高校1年までの女性が無料で打つことができる。2013年4月から定期接種化されたが、全身の痛みなどの訴えが相次ぎ、同年6月から接種の「積極的勧奨」が一時中止となった。厚労省は最新データに基づき、年4月から勧奨を再開。この間に対象年齢を過ぎた1997~2007年度生まれの女性に対し、特例のキャッチアップ接種を実施している。

 HPVは200種類以上の遺伝子型があり、子宮頸がんの原因となるのは少なくとも15種類。国内で使用できるワクチンのうち、2価と4価ワクチンはウイルス型の50~70%をカバーする。23年4月に新たに定期接種化された9価ワクチンは80~90%を防ぐことができ、一層のがん予防につながると見込まれている。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー