北海道女性団体連絡協議会(道女連)主催の第75回北海道女性大会並びに胆振管内女性大会が9月7、8両日、白老町中央公民館などで開かれる。同町での開催は初めてで、全道各地から関係者300人が来町する見込み。「お互いに認め合うまちづくりを!」をテーマに、アイヌ文化発信拠点「民族共生象徴空間」(ウポポイ)が立地する同町で、共生社会の実現を目指す。
道女連は道内女性団体が連携し、青少年健全育成や男女平等参画社会の促進に活動する組織。第75回大会は町と町教育委員会が共催し、町婦人団体連絡協議会(白婦連)が主管する。町制施行70周年記念事業にも位置付けられている。胆振婦人団体連絡協議会後援。
初日は正午の昼食から始まり、白老産食材を活用した料理を提供。町内の山間部に点在する魅力ある滝などを映像で紹介しながら、味わってもらう。その後は、ウポポイの運営本部長村木美幸さんや、昨年5月に町内にオープンした認可外保育施設「5kan●【9d74】(ごかん)」の山●【c59c】翔子代表が講演する予定。2日目は、関係者でウポポイを視察する。
安平、むかわ、白老、壮瞥の4町の婦人団体でつくる胆振婦人団体連絡協議会は4月26日、同公民館で総会を開き、2024年度事業計画を決めたほか、同大会への全面的な協力を確認した。役員改選では、新会長に白婦連の吉田和子会長を選んだ。吉田会長は「胆振全体で大会を成功させましょう」と全力で取り組む姿勢を示した。