むかわ町で収穫した食米「ななつぼし」を使用した地酒「鵡川」の新酒が、町内外の小売店で販売されている。旧鵡川町と旧穂別町の合併15周年を記念し、2021年度から醸造されている日本酒。フルーティーな味が特徴で、町観光協会は「多くの方に飲んでほしい」としている。
秋田県横手市の酒蔵「大納川(だいながわ)」が製造を手掛ける純米吟醸酒。同町むかわ地区と穂別地区の農業者2軒で生産したコメを使用し、同協会で3500リットル分を取り扱う。生酒と火入れがあり、価格は720ミリリットル1760円、1・8リットルが3520円。
新酒の販売は3月20日に始め、毎年楽しみにするファンが購入している。今年から化粧箱と袋を用意し、贈答用を求める需要に対応した。同協会は「今年はバランスの良い味になった。父の日などに贈りたいという方もいる」と説明する。
販売店は、同協会が運営するチャレンジショップ、道の駅「四季の館」、セブンイレブン鵡川宮戸店、苫小牧市の宮永商店。
問い合わせはチャレンジショップ 電話0145(47)7411。