白老町民有志による有償観光ガイド団体「白老おもてなしガイドセンター」(岩城達己代表)は5月1日、白老駅北観光インフォメーションセンター「ポロトミンタラ」の一角でカウンター業務を開始する。岩城代表は「利用者とガイドをつなぐ窓口。旅を思い出深いものにしてほしい」と呼び掛けている。
同団体の会員は、町主催「おもてなしガイド人材養成講座」で学び、観光客の依頼に応じてまちを案内する。10月まで、会員が交代で相談や手続きに対応する。期間中は無休。
ガイドメニューは(1)ポロト自然休養林の散策(2)町内を遡上(そじょう)するサケの観察(3)虎杖浜海産物と温泉入浴(4)シイタケ狩り―の4コースで、これ以外にも希望があれば対応する。2人からオーダーに応じ、1人3000円程度(内容による)。10人以上の団体料金は1万5000円から。受付時間は午前10時から午後3時まで。
受付カウンターは昨年8~10月に初めて設置。今年は観光シーズンを踏まえ、開設を3カ月早めた。松本曜子事務局長によると、昨年は活動全体の1割が窓口での依頼だった。今年は設置期間が半年間と長く、需要の掘り起こしに期待している。