5月13日に開店33周年を迎える老舗。昨年11月のリニューアルを機に大阪から柑橘(かんきつ)系のスイーツが得意なベテランパティシエ後藤高康さん(54)が加わり、ショーケースに毎日10~15種類が並ぶ。5月からはイチゴとキイチゴのシャルロットが登場する。店主の岡林たえこさん(56)は「メニューの幅が広がりました。新しいテイストを楽しんでほしい」と話す。
お薦めは「アフタヌーンティセット」(1人前2800円)。4種類の日替わりケーキに、キッシュ、スコーンの看板メニュー、2種類のサンド(玉子とキュウリ、ハムとキュウリ)とスタンダード紅茶からなる。
スコーンはバターや手作りのいちごジャムでいただく。ハーフサイズとは思えぬボリュームだ。セット料金にプラス150円でお好みの紅茶がチョイスできる。常連客のリクエストと「新しいケーキとの出合いと、10種類の紅茶の飲み比べを楽しんでほしい」という岡林さんの思いから誕生した。なくなり次第終了するため、予約がお勧め。
東京都在住の常連大矢裕さん(78)は「スイーツと店主の人柄に引かれて通っています」と笑顔で同店の魅力を話す。
苫小牧市豊川町2の1の9。営業時間は午前11時から午後6時。水・木曜日定休。カウンター6席、テーブル14席。2階のテーブルは7席。1時間800円で展示会としても利用できる。電話0144(75)0707。