白老町認知症の人と家族などの会は24日、2024年度総会を町総合保健福祉センターで開き、今年度事業計画を決めた。
会員22人が出席し、今年度事業として、認知症に関する学習会や介護家族の悩み相談などを行う「家族の集い」の開催(3回)、室蘭市での全道総会(5月)への参加、世界アルツハイマーデーの啓発活動(9月)―などを承認した。
吉良哲子会長は「まち全体で認知症の人と家族を支える基盤づくりを進めたい」と語った。
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同会は5月13日午前11時から、第1回認知症の人と家族などの集いを同センターで開く。「認知症になった認知症研究第一人者からのメッセージ」と題し、2017年に自身の認知症を公表した医学者、長谷川和夫氏(故人)の記録映像を視聴。昼食を取り、グループ懇談する。参加費700円(昼食代など)で、学習のみの場合は無料。参加のための送迎、介護にも対応する。申し込みは5月8日までに同会事務局(町社会福祉協議会) 電話0144(82)6306。