ゴールデンウイーク(GW)初日の27日、安平町の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションと、むかわ町の道の駅むかわ四季の館に、大勢の観光客が訪れた。両施設とも地域の特産品を販売しており、町外から訪れた観光客が土産品などとして購入する姿が見られた。
道の駅あびらD51ステーションは、27日から6日まで「開業5周年まつり」を開催。町産蜂蜜を100%使用した「菜の花はちみつケーキ」(1080円)や白いトウモロコシを生かした「ロイシーコーンソフト」(コーン420円、カップ270円)などを販売する。建物前にはキッチンカーも並び、大勢の人でにぎわっている。
恵庭市から子ども3人と来たパート従業員、秋山侑子さん(40)は「安平町でネコの譲渡会があるので立ち寄った。初めての道の駅だが、広くてきれい」と評価し、「ゴールデンウイークは日高方面へ行ったり、自宅で過ごしたい」と話した。
GW期間中の29日と5月3日、同5日は、SLの屋外展示(午前10時~午後2時、雨天中止)やミニSLの運行(午前11時~午後2時、同)を実施。キハ183系の車内公開(29日午前10時~午後2時)なども行い、家族連れなど幅広い年代が楽しめる催しを展開する。
道の駅むかわ四季の館は、町内の事業者が制作した恐竜グッズなどを販売し、買い物したり休憩したりする観光客の姿が見られた。この時期、新ひだか町の桜の名所「二十間道路桜並木」を目指す人が、途中の休憩所として立ち寄ることが多い。
隣接するホテル四季の風のGW期間中の予約はほぼ埋まっているが、日によって空室があり、担当者は「直前にキャンセルがあると空室になるので、問い合わせをしてほしい」と呼び掛けている。