白老町本町のしらおい創造空間「蔵」で28日に開かれるライブ「沖縄・北海道交流フェスティバル2024」に出演する苫小牧市のシンガー・ソングライターかんばやしまなぶさん(48)は、沖縄の三線(さんしん)、太鼓奏者の砂辺春菜さん(39)と26日に「蔵」でリハーサルを行い、当日の舞台上の流れなどを確認した。
ライブは午後2時半から。かんばやしさん、砂辺さん、創作太鼓集団「琉球國祭り太鼓」、市内を拠点に活動する太鼓演奏グループの苫小牧創作芸能研究会「樽前ばやし」が出演。4組で「島人と道産子が奏でる音楽祭」を繰り広げ、かんばやしさんのオリジナル曲「いちゃりばちょーでー(一度会えば皆兄弟)」や各組による演奏、演舞、合同演奏を予定している。
かんばやしさんは苫小牧市の観光大使で、同市の水や地元ゆかりの競走馬などをPRする歌を自作している。沖縄演奏家らとの縁はライブ活動などで15年ほど温めてきており、砂辺さんとの縁は22年春に生まれた。沖縄で共演経験もある。
砂辺さんは本番に向けて「南国の穏やかで明るい潮風を音楽に乗せて届けたい」、かんばやしさんは「沖縄音楽に触れる機会にしてほしい」と話し、音合わせなどを入念にしていた。
前売券3000円、当日券3500円。「蔵」や苫小牧市のさいとう楽器で扱う。予約と問い合わせは主催のオフィスKAMBA(カンバ) メールofficekamba@gmail.com