安平町追分地区の道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで27日~5月6日、開業5周年まつりを開く。期間中、町内産の農作物を使用したスイーツの販売やキッチンカーの出店のほか、SLの屋外展示、ミニSLの運行、特急用ディーゼル気動車キハ183系の車内公開など多彩な催しを展開し、ゴールデンウイーク(GW)の行楽客を呼び込む。
物産の目玉は町内産ハチミツを100%使用した新商品「菜の花はちみつケーキ」(1080円)。期間限定ソフトクリームとして、町内産の白いトウモロコシを使用した「ロイシーコーンソフト」(コーン420円、カップ270円)も販売する。
29日と5月3、5日はSLの屋外展示(午前10時~午後2時、雨天中止)とミニSLの運行(午前11時~午後2時、同)を行う。キハ183系の車内公開は29日の午前10時~午後2時。
屋外にはラーメンや焼き鳥、たこ焼きなどのキッチンカーが町内外から出店。土日は7店前後が並ぶ予定。29日はパフォーマーRUIさんによるジャグリングショーが行われる。
同道の駅は2019年4月19日開業。23年度までの来館者数は316万9065人。19~22年度は、旅行情報誌の道の駅満足度ランキングで4年連続トップ10入りを果たしている。
同道の駅の西嶋基支配人は「町民や事業者など多くの方の支えがあり、今の道の駅がある」と感謝し、「これからも町のシンボルの一つとして安平のグルメやコンテンツを発信し、楽しんでもらう場所であり続けたい」と述べた。