安平町のあびら観光協会は20、21両日、鉄道模型フェスを道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションで開いた。会場内で、Nゲージと呼ばれる規格の鉄道模型を走行させ、鉄道に関するグッズや本のコーナーを設置。読み聞かせも行い、大勢の人が訪れた。
同施設で定期的に開く人気企画。鉄道模型のコーナーには、1周35メートルのレール近くに、実物の約150分の1サイズの追分駅や沼ノ端駅、南千歳駅などの模型を配置し、約100種類の車両を走行させた。鉄道模型を走らせる有料体験ブースも付近に設け、運転して喜ぶ子どもらが見られた。
鉄道グッズコーナーでは、Tシャツやトートバッグ、書籍を販売し、鉄道ファンらが気に入った品を買い求めた。
20日に札幌市南区から家族4人で訪れた小学1年の新谷昴大君(6)は「鉄道車両の走るところが好き。鉄道模型を動かして楽しかった」と笑顔を見せた。