白老牛銘柄推進協議会(岩崎考真会長)は、6月1、2両日、JR白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で5年ぶりに開く「復活!2024白老牛肉まつり」のポスターを制作し、白老町内の公共施設や商業施設への配布、掲示を進めている。岩崎会長は「来場者においしい思い出をつくりたい」と意気込む。
まつりは、白老町の町制施行70周年記念事業の一環とし、町や農協による同まつり実行委員会(石田拓矢実行委員長)が主管する。今年は和牛導入から70年の節目でもあり、岩崎会長は「先人への感謝の気持ちを新たに、和牛生産の灯をともし続ける気持ちを高めたい」と話す。
ポスターはB2判で、にぎわう会場の写真に「町制施行 和牛導入 70周年記念事業」を重ね、開催日時やイベントをPRする。450枚制作した。
まつり会場には両日、こんろ500個を設置し、焼き肉エリア2000席を設ける。白老牛を計7頭使用し、恒例の黒毛和牛の丸焼きを計500食用意する。黒毛和種和牛フェスを同時開催し、ブランド牛の松阪牛や福島牛を提供。1月に発生した能登半島地震の被災地復興支援に向け、能登牛の肉も1頭分販売する。
1日は午前9時半~午後8時、2日は午前9時半~午後4時。2日間で2万人の来場者を見込み、地元や姉妹都市の仙台市、つがる市の特産品を並べるブースを設け、子ども縁日やスポーツ体験も行う。
前売り券は2200円(白老牛180グラム)。27日からチケットぴあで扱う。5月1日からは町民限定で先着1000人に1980円で販売する。取扱先はJAとまこまい広域白老支所。