安平町追分地区の遊び場プレーパーク「ガンケ山」で20日、今年度の開放事業が始まった。町内の子どもら30人が参加し、自然の中で工作やたき火を体験し、巨大ブランコで遊ぶなど、楽しい時間を過ごした。
ガンケ山は、地域住民の有志でつくる団体「おいわけ遊び場O!en(おーえん)隊」が私有地を整備して管理する。町が進める「あびら教育プラン」の遊育(ゆういく)の活動の一環で、今後、月2回の開催を予定し、遊びを通じて成長する機会を子どもらにつくる。
この日は同隊の隊員9人や保護者が見守る中、子どもたちはたき火でマシュマロやソーセージを焼いたり、くぎでペーパーナイフ、木の枝でこまを作ったりした。巨大ブランコやハンモックでも遊び、歓声が響いた。
参加した追分小学校2年の田村梓幸さん(8)は「(ガンケ山に)来たのは2回目。こまを作って楽しかった」と笑みを浮かべた。