白老町の町消防本部や町消防団は、2024年春の全道火災予防運動(30日まで)の取り組みとして、一般家庭の防火訪問、住宅用火災警報器の設置位置や管理状態の調査などを期間中に地域で展開する。
今時期は空気の乾燥した風の強い日が多いので火災が発生しやすく、予防意識を高める啓発を期間中に行っている。
近年はコロナ禍のため防火訪問などを中止してきたが、昨秋の火災予防運動の際、防火訪問と消防団による広報を再開した。春の実施は4年ぶりで、火災による死者の減少や財産の損失防止を呼び掛けていく。
幼年消防クラブの発会式は町内5園で25日までに実施し、防火DVDの上映や消防車による放水実演を通し、幼児の防火、防災意識を高める。