4日の総会で、14代目の会長に就任した。2016年度の入会以来、設立20周年記念事業の責任者や副会長などを歴任。新年度事業については「若手経営者が経営の勉強をする場に特化したい」と意気込む。
「さまざまな組織が苫小牧にある中で、『経営を勉強しよう』という会はあまりない。そこが(友知会の)強み」と強調する。今年度は経営に必要な知識と能力を学ぶ、四つの委員会を設置。決算書の読み方といった会計の基礎知識から対人能力まで、各委員会で議論して内容を詰めていく。
先の見えない時代に不安を抱く経営者は多いとし、生き残りにつながる知識などを得られる組織でなければならないと指摘。「会員皆に『充実した1年だった』と言ってもらえるよう、学んだことが身になる1年にしたい」と話す。
苫小牧市出身。2003年に情報通信やデザインなどを手掛ける企業「モース」を創業し、20年に法人化した。趣味は旅行。