緊張緩和へ慎重対応―イスラエル・イラン 本格衝突回避の思惑か

  • ニュース, 国内・海外
  • 2024年4月20日
緊張緩和へ慎重対応―イスラエル・イラン
本格衝突回避の思惑か

 【カイロ、ワシントン時事】イスラエル軍が19日未明にイラン領内を攻撃したと伝えた米メディア報道から1日が経過する中、双方共に表立って攻撃があった事実は認めていない。「報復の連鎖」による本格的な衝突は避けたい考えとみられ、緊張緩和に向け慎重な対応に努めている。

 イスラエル軍はイラン攻撃の報道が出て以降、公式な反応を示していない。イラン側も、ドローンを撃墜したことなどは認めているが、名指しでのイスラエル非難は控えている。イラン高官はロイター通信に対し、イスラエルに報復攻撃する計画はないと語った。

 欧米やイランのメディアによると、イスラエルはイラン領内からドローンを飛ばし、中部イスファハン近くの空軍基地を狙ったもようだ。だが、防空システムが作動し、ドローン3機を撃墜。イスファハン州ナタンズの核関連施設を含め、被害はなかったという。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は19日、バイデン米政権が各省庁に対し、攻撃に関し公式な発言をしないよう指示したと報じた。ジャンピエール米大統領報道官は同日の記者会見で「中東の報道に大きな関心があるのは分かるが、現時点でコメントは何もない」と口を固く閉ざした。

 ブリンケン米国務長官は19日、イタリア南部カプリ島での先進7カ国(G7)外相会合閉幕後の記者会見で「報道については話さない」と強調。「米国はいかなる攻撃作戦にも関わっていない」と関与を否定し、「G7は緊張緩和と衝突回避を重視し、取り組んでいる」と説明した。

 規模や被害程度から見ても、イスラエルの反撃は「限定的」(米メディア)だったとの見方が強まっている。イスラエル、イラン、米国の動きからは事態の沈静化を図る各国の思惑が透ける。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー