プベルル酸以外に複数化合物 紅麴サプリ、通常含まれず―厚労省など

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  • 2024年4月20日
プベルル酸以外に複数化合物
紅麴サプリ、通常含まれず―厚労省など

 小林製薬の「紅麴(べにこうじ)」配合サプリメントを摂取した人から健康被害の訴えが相次いでいる問題で、厚生労働省と国立医薬品食品衛生研究所(川崎市)は19日、原料サンプルを分析した結果、「プベルル酸」の他に複数の化合物が一部に含まれていたと明らかにした。同サプリに通常は含まれていないという。

 小林製薬の検査では青カビ由来の天然化合物プベルル酸が検出されていた。プベルル酸は抗生物質としての特性がある一方で、毒性が強く、サプリには通常含まれない。

 厚労省は、同社から過去3年分の紅麴原料のサンプルの提供を受け、健康被害の報告のあった昨年6~8月に製造されたサンプルを同研究所で分析していた。その結果プベルル酸のほか、少なくとも二つの化合物が確認された。同省などは、健康被害の原因解明を急ぐ。

 同省などによると、原料サンプルをLC―MS(液体クロマトグラフィー質量分析)などを使い、成分を分離させて化合物の量などを調べている。健康被害のあるロットと被害のないロットの原料のデータを比較した結果、プベルル酸のほかに複数の化合物で高い数値が出た。今後、化合物を特定し、発生した経緯を調べる。厚労省の担当者は「できるだけ早く特定したい」と話した。

 小林製薬によると、18日時点でサプリ摂取との関連が疑われる死者は5人。入院者は延べ240人、通院者と通院希望者は計1434人に上り、健康被害の相談は累計で8万8000件寄せられている。

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