ドライフラワーと雑貨の販売店。道道苫小牧環状線沿いのみしまアパートで１３日にオープンした。札幌市の雑貨店で約４年間働いた澤田憲吾さん（２７）が一念発起し、空き店舗を活用して起業した。

　 　ドライフラワーは道産を中心に約５０種類。スターチスやグロボーサ、アジサイ、ホオズキなど色鮮やかな花束を３５０円から販売。天井からもおしゃれにつるし、「花を取ってすぐ干しているので発色が鮮やか」と話す。

　 　２００円のミニブーケをはじめ、リース、スワッグなども手作りして手頃な価格で販売。日曜大工のＤＩＹでアンティーク調に改修した店内約２３平方メートルで、ボリューム感あるパンパスグラフなどが映える。

　 　一本ずつ違う表情がある花に対し、澤田さんは「人間と同じ感じがする」と話す。店名の由来は、人を意味する英語に「ａ」を付けることで、あえてどんな人かを特定させず、「いろんな方に興味をもってもらいたい」との願いを込めた。

　 　雑貨は約３０種類。ドライフラワーに合う花器をはじめ、ヨーロッパ風デザインの食器「アーリーバード」など、澤田さんが魅了された商品を並べる。「気軽に入って、心を癒やしてくれたら」と期待する。

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　 　営業時間は午前１０時～午後７時。水曜定休。問い合わせは同店　携帯０８０（１８７６）７７０３。