大型連休は白老町へ―。白老観光協会(福田茂穂会長)は27日から5月6日までの10日間、「ハッピーゴールデンウイーク白老クイズラリー」を実施する。クイズを解きながら町内の観光地を周遊してもらう催しで、誰でも無料で参加できる。同協会は「ラリーを楽しみながら白老の魅力を知ってほしい」と多くの参加を呼び掛けている。
大型連休中の集客を目的に、同協会職員の鄭延雪さん(35)が企画した。
クイズは白老と虎杖浜コースの2種類で、地域にちなむ各5問を用意した。内容は同協会のホームページか公共施設などで配布しているチラシで確認でき、答えを探して町中を巡ってもらう。
白老コースの問題は「JR白老駅舎内の無人観光案内ブースで、白老観光誘導キャラクター『ウェちゃん』の写真は何枚ある?」、虎杖浜コースは「虎杖浜神社に至る階段の段数は?」などで、どれも実際に訪ねないと答えが分からない内容になっている。
自前の紙や携帯電話に答えをメモし、同協会が事務局を置く町若草町の白老駅北観光インフォメーションセンター(ポロトミンタラ)に持ち寄ると、午前9時から午後6時まで答え合わせができる。
両コースで計100人分の景品を用意。各コースの5問中4問以上正解した先着100組を抽選対象とし(各コースへの挑戦は1回限定)、景品がなくなり次第終了する。町内でごみ拾いをし、500グラム以上集めて持参すると、抽選を1回追加できるダブルチャンスがある。ごみは受け付け時に計量する。
町内の指定商店で使える1000円ギフト券や日帰り温泉券、食事券などの景品が必ず当たり、鄭さんは「白老の美しい景色を見て、おいしいものを食べて、クイズを楽しんで」と話す。
問い合わせは白老観光協会 電話0144(82)2216。