厚真町の厚南中学校(石崎和昌校長)は15日、毎年恒例の交通安全集会を開いた。町交通安全推進委員会の佐藤照美交通安全推進員(68)と上厚真駐在所の井下雄貴巡査部長(33)が、同校の1~3年生計41人に自転車を運転する際のルールを教えた。
佐藤推進員は生徒に動画を見せ、自転車は軽車両で、歩道は歩行者が優先されることを説明。「放課後、自転車に乗ってヘルメットをかぶらない人もいる。必ずかぶってほしい」と呼び掛けた。
井下巡査部長は、▽車道が原則、左側を通行。歩道は例外、歩行者を優先▽交差点では信号と一時停止を守って、安全確認▽夜間はライトを点灯―など自転車安全利用5則を紹介。「小学生の見本となるよう、ルールを守って自転車を運転するように」と指導した。
参加した2年生の館山太雪(だいせつ)さん(13)は「きょうは知らないことを知ることができ、勉強になった」と話した。