世界各地の先住民族の先住権とアイヌ民族の現状を考える講演会が20日午後1時から、白老町高砂町の白老生活館で開かれる。弁護士の市川守弘さんが「先住民族~アイヌの権利について」の演題で語る。
主催はアイヌ民族の生活文化継承に取り組む一般社団法人アイヌ力。
市川さんは1954年、東京生まれ。アイヌ遺骨の帰郷と再埋葬の実現に貢献し、ラポロアイヌネイション(十勝管内浦幌町)が提起したサケ捕獲権確認請求訴訟の原告弁護団長も務める。市川さんは講座に際し、「分かりやすく説明したい」と話している。
参加無料。申し込みは事務局の井上さん 携帯電話080(5459)7788、メールainugaku@gmail.com。