新社会人1000人に「働くことと不調に関する意識調査」を行ったところ、「多少の不調は我慢すべき」と考える人が6割を占めたと、漢方薬メーカーのツムラ(東京都港区)が発表した。
同社は1月5~12日、4月に新社会人となる学生1000人と、社会人歴3~5年目で20~30代の有職者1000人を対象に、社会人として働くことと心身の不調に関する意識調査を行った。
社会人として取るべき行動を尋ねたところ、新社会人の60.0%は「多少の不調は我慢すべきだ」と答えたのに対し、3~5年目の社会人の79.9%は「不調を我慢しなくていい」と回答した。
また、新社会人では約8割が「仕事を全力で頑張りたい」「なるべく早く成長したい」と意欲を示す一方で、9割超が社会人生活に何らかの不安を抱え、そのうち半数超が心身の不調に関する不安を感じていた。
(メディカルトリビューン=時事)