春の全国交通安全運動(6~15日)の一環で8日、白老町の虎杖小学校(関東英政校長)の新1年生4人に交通安全ワッペンを着けるセレモニーが行われた。入学式のため初登校した児童一人一人の服に、大塩英男町長らが黄色いワッペンを着け、交通安全を呼び掛けた。
大手損害・生命保険会社5社が町に寄贈したワッペンで、登下校時などの交通事故損害保険が付いている。真新しいランドセルを背にした児童を校舎前で出迎えた大塩町長は「入学おめでとう」とお祝いの言葉を掛けながら、袖に安全ピンでワッペンを留めた。家族で登校した見留小晴さん(6)は「車は怖いので、左右や後ろを見て登校します」と元気に語った。
町交通安全町民運動推進委員会などが毎年、学校を変えてセレモニーを実施。10日には竹浦小でも行われ、新入学児童2人に贈られる。