4月の人事で昇格を含む異動者が90人に及んだ白老町は3日、役場庁舎2階で企画財政課、政策推進課、農林水産課、経済振興課が合同で大がかりな模様替えを行った。
物理的にも心理的にも職員間の「壁」をなくすため、各部局を仕切るように置かれていたキャビネット類を取り払った。
朝から4課の職員約50人で迅速に作業し、正午ごろに終えた。棚などによる仕切りがなくなったせいか、空間が広くなった印象を与え、汗を流した職員の一人は「これからさらに職員間や町民との風通しを良くしたい」、課長級の職員は「気持ちも見た目も春を迎えた気分。町民にも雰囲気の変わった役場を知ってほしい」と話した。