江戸時代の町並みや文化を再現したテーマパーク、登別伊達時代村(登別市中登別町)は、マスコットキャラクターのニャンまげによる新演目「光圀の道しるべ~ニャンまげと太平の世に咲く一輪の花」を大江戸劇場で披露し、家族連れなどを楽しませている。
女性剣士が仕官を希望し水戸から上京する道中、迷い猫ニャンまげの飼い主を探すことになり、同郷の浪人や謎のお触れに出合いながら、真相に迫っていくコメディー。1日から毎日(1)午前10時10分(2)同11時40分(3)午後1時15分(4)同3時5分から上演している。
6日からは忍者の活躍を描く「忍び外伝 福原の聖戦」(4公演)を忍者かすみ屋敷で、26日からは野外アクションショー「忍び外伝 逆井(さかい)砦の決闘」(2公演)を忍者砦(とりで)で上演する。
今年は春休み以降の入り込みが昨年同期比10%増となり、時代村の山田桂司取締役芸能部長(67)は手応えを感じつつ「開村から31年目。江戸時代の精神文化『まごころ』を活劇で届けたい」と話している。
営業時間は午前9時~午後5時。問い合わせは時代村 電話0143(83)3311。