白老町高齢者クラブ連合会は27日、町総合保健福祉センターでいきいき健康づくり事業講習会「笑顔流筆文字で人に優しく楽しく生きよう」を開いた。会員や町民ら25人が筆を執り、温かみのある独自の筆文字の書き方を、札幌市在住の笑顔流筆文字家元、堀内泥海(本名・正己)さん(51)から楽しく学んだ。
会員の健康づくりと交流を目的とした講習会で、今回は町民も対象とした。
笑顔流筆文字は、字が笑っているように見せる書体。字の「とめ」「はね」をなくし、大きさや太さにアクセントを付けて丸みを帯びた形に書く。堀内さんは2011年から魅力を伝える教室を全国各地で開き、はがきや手紙、量販店が商品PRに使うポップなどに利用されて人気という。
講習会では、参加者が自分の名前を笑顔流で書くところから練習。堀内さんがA4判の紙やはがきでお手本を示し、こつを伝えた。「相手の名前を笑顔流で書いて贈ると喜ばれる。まず書いてプレゼントしてみて」と呼び掛けていた。