白老町高齢者大学(学長・安藤尚志教育長)の卒業式・修了式が26日、町中央公民館で行われた。本科4年間のカリキュラムを終えた8人が卒業式に臨み、代表して髙田豊司さん(73)が卒業証書を受け取った。
安藤学長は式辞で「今後とも地域と積極的に関わり、まちづくりの先導役としてご活躍を」とエールを送った。卒業生代表としてお礼の言葉を述べた坂本雅子さん(74)は「入学時はコロナ禍で今のように華やかではなかったが、夏から活動が再開され、気軽に話せる友人も増えた。触れ合える人がいる安心や充実を感じ、(大学が)生きがいにつながっていた」と語った。
2023年度の在籍者数(同年4月1日時点)は本科と研究科を合わせ141人。出席率が80%以上の人を対象とする精勤賞は26人、皆勤賞は22人に贈られた。