14項目のパワハラ認め、謝罪 宝塚歌劇、急死団員遺族と合意書

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  • 2024年3月29日
14項目のパワハラ認め、謝罪
宝塚歌劇、急死団員遺族と合意書

 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙組女性団員が急死した問題で、歌劇団や運営元の阪急電鉄、阪急阪神ホールディングス(HD)の幹部が28日、大阪府豊中市で記者会見し、女性への14項目にわたるパワーハラスメントを認める合意書を遺族と締結したと発表した。

 会見に先立ち行われた調印の場では、グループトップの角和夫阪急阪神HD会長が遺族に謝罪。パワハラに関与した上級生が書いた謝罪の手紙も渡したという。慰謝料など解決金として相当額も支払うとしている。

 同HDの嶋田泰夫社長は会見で「すべての責任は劇団にある。痛切に反省している」と述べた。

 合意書では上級生や、宙組の運営に関わるプロデューサーらから女性に対し、厚生労働省の指針に該当するパワハラ行為があったことを明記。上級生が2021年8月に女性の髪をヘアアイロンで巻く際にやけどをさせたことや、同じ頃、女性に人格否定のような言葉を浴びせたことなど14項目を列記した。

 同時に、再発防止の取り組みも公表。既に実施している年間興行数の削減などに加え、伝統的なしきたりや指導方法の見直しなどに取り組む。

 また、加藤治彦元国税庁長官を座長に、内部統制の専門家や弁護士らでつくるアドバイザリーボードを4月から設置。劇団運営に助言を求める。

 女性団員は昨年9月30日、自宅マンション敷地内で死亡しているのを発見された。歌劇団は、長時間にわたる指導や稽古などで「女性に強い心理的負荷」がかかり、安全配慮義務を果たしていなかったと認める一方、ハラスメントは否定する調査報告書を11月に発表。遺族側は上級生らからパワハラがあったと主張し、両者が代理人弁護士を通じて協議を続けていた。

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