厚真町は、4月1日から「ナチュラル・ビズ・スタイル」を初めて導入する。ノーネクタイを基本とし、職員一人ひとりが省エネや節電を意識し、働きやすい服装を自主的に判断して執務する。
町によると、地球温暖化対策の一環として、これまでは6月から9月までクールビズに取り組んできた。新年度は、夏は暑さをしのぎ、冬は体が冷えないよう重ね着などをして、電力や暖房の使用を抑えることを心掛ける。町が主催する会議も、職員は軽装とする。
ノーネクタイは強制ではなく、スーツ姿も可能とする。ただ、Tシャツだけなどは不可とした。ナチュラル・ビズ・スタイルを施行後、課題が見つかれば改善をする方針。
町民には、ホームページやSNSで周知している。町総務課は「4月から働きやすい服装で執務をするが、ご理解を」と求める。