白老町虎杖浜地区で7月に開催予定の日本源泉かけ流し温泉協会主催「全国温泉サミットin虎杖浜温泉」の実行委員会設立総会が25日、会場となる虎杖浜温泉ホテルで開かれた。町や観光関係者ら17人が出席し、規約案や開催計画、予算案を承認したほか、同ホテルの運営母体「虎杖」の笠師利章社長を会長とするなど各役員の選任を行った。
同協会は事務局を長野県野沢温泉村に置き、全国9カ所の温泉地や111の温泉宿、共同浴場で構成。2005年から各地持ち回りで全国温泉サミットを開催している。虎杖浜竹浦観光連合会は12年に加盟し、20年7月に初開催を予定していたが、コロナ禍のため延期。町制施行70周年に合わせた今年の開催に向け、調整が進んでいた。
期間は7月7~9日の3日間で、町民向けの対外イベントは7日のみ。飲食ブースや舟盛りの刺し身の提供、筋肉自慢コンテスト、抽選会などを実施する。会員向けには総会や講演、懇親会などを行うことを決めた。
会長以外の役員は次の通り(敬称略)。
▽副会長=福田茂穂(白老観光協会会長)、蒲原亮平(虎杖浜竹浦観光連合会会長)▽事務局長=浅利友也(虎杖浜温泉ホテル支配人)▽会計=坂元秀樹(北王観光取締役)▽監事=堀内謙(室蘭信用金庫エリア長)、久米宏和(苫小牧信用金庫白老支店長)▽顧問=大塩英男(白老町長)