むかわ町鵡川地区のまちなか再生を目的に、町民有志がまちづくりについて語り合う「住民懇話会」(通称しゃべり場鵡川)が21日、むかわ町役場横のオープンスペースで開かれた。会場とオンラインで計45人が参加。商工と観光をテーマに、まちの将来について語り合った。
住民懇話会は、まちなか再生へ幅広い意見を集める取り組みで、今回は2回目。
むかわ町商工会の山崎満敬会長、むかわ町観光協会の小坂幸司会長、むかわ地域商社「M Dino(エムディノ)」の田所隆専務がパネリストを務め、団体の紹介や現状と課題を説明。町が2022年3月に策定したまちなか再生基本計画で鵡川地区の活性化拠点とした、ぽぽんた市場や町観光協会のチャレンジショップなど7カ所について「ぽぽんた市場は道の駅四季の館と統合した方が良い」「チャレンジショップは町民が入りにくい」など意見を出した。
懇話会を企画したしゃべり場鵡川運営会議の舛田那由他座長(43)は「いろいろな団体が協力し、一緒に活動すれば、より良いむかわ町の未来が見えてくるのでは」と話した。