道内を中心に飲食店を運営するどうきゆう(本社札幌市、中西泰司社長)が27日、「とんかつ玉藤」を苫小牧でオープンする。同店は1952年創業で、札幌を中心に道内で12店舗、海外で1店舗を展開しており、胆振・日高では初出店となる。
国道36号沿いの元コンビニエンスストアを改築。鉄骨造り平屋建て約168平方メートルで、カウンター11席、テーブル11卓30席、掘りごたつ2卓12席を用意。オフィス街でサラリーマン需要を見込む他、車移動によるファミリー層の利用も期待して進出した。
同店自慢の「熟成ロースかつ定食」(180グラム、2160円)、「海老(えび)2・ひれ2定食」(2240円)、名古屋産の赤みそを使った「名物鉄板みそかつ定食」(1910円)などを提供。とんかつに使用する豚肉は低温で35日間熟成し、甘みとこくを出したのが特徴で、パン粉も毎日店内で仕込む。
田中政彦取締役は「オープンキッチンで安心安全をアピールしたい。店に入るとすぐに三つ並んだ直径60センチの銅鍋で揚げる様子が目に入る。食欲も刺激する」とPR。「人と人との接点を大事に、おいしい物をよりおいしく提供していきたい」と意気込む。
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無休。営業時間は午前11時~午後9時半(ラストオーダーは30分前)。開業後の問い合わせ先は同店 0144(56)5362。