政府が2026年中の導入を目指す新マイナンバーカードを巡り、デジタル庁は18日、カードの有効期限を現行よりも1カ月延長する方針を示した。現在はカードの発行日から、18歳以上は10回目、18歳未満は5回目の誕生日としているが、誕生日の1カ月後まで延ばす。更新忘れを防ぐ狙い。
有識者らによる検討会が同日了承した最終取りまとめに盛り込んだ。現在は有効期限の3カ月前からとなっているカードの更新申請ができる時期も見直し、1年前から可能とする。
また、券面に記載する事項も変更し、新カードでは性別を削除し、カード内のICチップに情報を埋め込む。氏名と生年月日、住所、顔写真は引き続き券面に記載する。デジタル庁は同日、新カードのデザインイメージを公開した。