白老町で毎年、芸術祭「白老文化芸術共創」を主催している白老文化観光推進実行委員会(会長・熊谷威二白老町商工会長)は14日までに、能登半島地震で被災した石川県珠洲市で奥能登国際芸術祭を主催してきた奥能登珠洲ヤッサープロジェクト(北川フラム代表)に、14万4155円を寄付した。
善意は、募金箱を1月上旬から町内9カ所と札幌市豊平区の天神山アートスタジオに設置して集めた。送金は初めて。
熊谷会長は「現地の芸術家を支援し、人の行き来ができる状況を一日も早く取り戻すための一助になれば」と話し、今後も募金と寄付を続ける考えを示した。