むかわ町穂別の農業、石崎憲一さん(48)は、第61回(2023年度)北海道優良米生産出荷共励会(北海道農産協会主催)の移植栽培部門個人の部(うるち米2ヘクタール以上)で、最優秀賞を受賞した。8日に札幌市で行われた表彰式に出席し、12日にとまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域)穂別支所を訪れ、宮田広幸組合長に受賞を報告した。
石崎さんは、28年前から農業に携わり、現在、27・1ヘクタールの耕地面積で、米やメロン、カボチャなどを栽培している。病害虫の防除や水管理を徹底し、過去3年間、高品質の米を出荷し続けたことなどが評価された。
同農協によると、01年のJAとまこまい広域の発足後、同共励会で最優秀賞を受賞したのは16年以来2度目という。
石崎さんは受賞について「名誉ある賞を頂き、うれしく思う。農協をはじめ、関係機関の指導で受賞できた」と感謝した。