2018年9月の胆振東部地震発生から5年に合わせ、むかわ町は7日午後6時30分から、まちづくりに関する講演会を同町道の駅「四季の館」で開く。町の復興創生・共創アドバイザーを務める青山社中(東京都港区)の朝比奈一郎筆頭代表CEOが「地域活性・まちづくりについて考えるリーダー(始動者)の重要性」をテーマに講演するほか、町民を加えてのパネルディスカッションを企画している。
講演会は2部構成。朝比奈氏は経済産業省などを経て10年に現在の会社を設立し、地域活性化や人材育成、政治家・政党に向けた政策支援を手掛けてきた。新潟、神奈川、群馬、奈良など多くの県の市町の自治体アドバイザーとして実績があり、町は鵡川地区での復興拠点整備事業を進めるに当たり、朝比奈氏をアドバイザーに迎え、助言を求めるとともに町民との意見交換も行ってきた。
第2部のパネルディスカッションでは、町まちづくり委員会委員長の舛田那由他氏(法城寺住職)、前同委員長の奥野恵美子氏(町議)、町の子育て応援事業「むかこみゅ」を展開する三上誉人氏(合同会社GCs代表)、スケートショートトラックでリレハンメル、長野五輪の2大会に出場した椿文子氏(道指導農業士)が登壇。「これからのむかわ町のまちづくりに向けて」をテーマに議論を交わす。
入場無料。午後5時40分穂別町民センター前発の無料送迎バスも用意している。問い合わせは町総合政策課官民連携推進グループ 電話0145(42)2469。