厚真町教育委員会などが主催するジュニアアスリートのためのコンディショニングセミナーが25日、厚真中学校体育館で開かれた。帝京平成大学人文社会学部講師でスポーツ医学博士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの大垣亮氏(37)を講師に迎え、パフォーマンスアップのためのトレーニングを学んだ。
学校の部活動の地域移行に向けた取り組みの一環。多世代合同練習会と地域指導者の研修会を兼ねて開催した。
小中学生対象と指導者向けに分けて行われ、小中学生対象のセミナーには陸上競技やバドミントン、スピードスケート、バレーボールなどに打ち込む20人が参加。大垣氏は「体が動かしやすくなったり、いい記録が出ることにつながれば」と、腹圧のチェックや片足のバランストレーニング、簡単なエクササイズなどを紹介した。
厚真中バドミントン部の山城琴菜さん(13)=1年=は「体が柔らかくなってほぐれたし、軽くなった気がする」と実感を語り、青山陽太郎さん(13)=同=は「今後の練習にも生かせそう。継続していけば、もうちょっとうまくなれるかな」と話していた。